県立大学の田原先生と合同調査を行いました

2011年11月3日(木) 福井県立大学 海洋生物資源学部 田原大輔先生と合同で、九頭竜川のJR下流から鳴鹿大堰の上流にかけて、棲息する魚の調査を行いました。

田原先生、学生さん達の電気ショッカーによる調査
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アジメドジョウもいました!!
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カジカが沢山いました!!
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鳴鹿大堰上流の分流にて、ヤマメを見つけました。やはり、本流の分流はサクラマスやヤマメにとって支流の役割を果たしてくれているようです。


10月11月 支流の調査を行いました

 10月の終りから11月にかけてのサクラマス産卵期、鳴鹿大堰の上流から下荒井堰堤までの区間における支流の調査を行いました。昨年の調査では、某支流の下流域で5匹を確認しています。今年は国土交通省から、鳴鹿大堰の調査の際にサクラマスに関してのアドバイスを求められ、その件もお伝えしましたが、全体の遡上数からいくとわずかな割合が、増水の際にタイミング良く魚道を上ったものであると考えられます。
 今回、私達の支流の調査では、13支流中、3支流で、6つの産卵床が確認されました。サクラマスを見つけることができませんでしたが、斃死のものを1体確認しています。どの支流も、遡上を阻む人工構造物が多く、本流との合流点近くで産卵しているものばかりです。上流まではつぶさに見て歩くことができませんでしたので、一部河川においては増水の際に堰や落差工を越えて遡上している可能性はゼロとは言えません。
 
産卵床(叩いた跡)は見つかっても、河床の状態が悪いので、上手く産卵できているかは疑問です。

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せっかく鳴鹿大堰を越えても、産卵できる支流の状況はさらに厳しいですね。

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サクラマスのイラストマーを行いました

2011年10月8日(土) 池田町の中村養魚場にて、九頭竜川産のサクラマス(ヤマメ)を標識放流するための「イラストマー(蛍光樹脂注入)」を行いました。施した約5000尾の幼魚は、10月21日(金)に九頭竜川中部漁協が、 永平寺町内の幼稚園児たちを招いて九頭竜川に放流します。

 そして来年より、釣り人の皆さんの協力を得ながら、謎の多いサクラマスの行動に関する調査を行う予定です。
釣り人の皆さん、どうかよろしくお願いします。くわしくは、解禁が近づいたらお知らせします。

 東京、埼玉、群馬、静岡、愛知、京都、滋賀。遠方より駆けつけてくれました。11-10-8-1 


レストレーションは、チームワーク抜群なのが自慢です。
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フライマンは器用で、細かい作業にも根気強いのです。
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魚を池から出す人、麻酔をかける人、配る人、イラストマーを打つ人、また池に戻す人・・・
みんな息がピッタリです。
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体長は10cm〜20cmほど。思ったより小さかったので、今回もヒレではなく、目の後ろに注入しました。
オレンジ色の蛍光樹脂です。
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終わったら麻酔から覚めて、みんな元気そうに泳いでいました。
イラストマーは、欧米で広く魚類の調査に用いられており、魚や環境に対する安全性も実証されています。
(写真をクリックすると大きく見れますので、是非確認してみてください)
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5時間半で完了!!参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

石徹白川のイワナ稚魚と子ども達

  昨年10月、石徹白川に造られた人工河川で、渓流魚のための産卵場造成のお手伝いをしましたが、その場所でイワナの稚魚が沢山確認されています!!
 昨年のくわしい内容はこちらをご覧下さい→ 石徹白川の人工河川で産卵場造成のお手伝い 

 石徹白川の近くの石徹白小学校には、なんと子ども達がフライで渓流釣りを学ぶ 『釣りクラブ』があるんですよ。斉藤彰一さんに誘われて、一昨年より安田龍司さんも、その『釣りクラブ』の先生を務めています。

2011年6月15日
子ども達にイワナの稚魚を見せよう!! 斉藤さん人工河川で奮闘中。
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「子ども達のためなら、ちょっとだけ捕まっておくか・・・」 2.5cm〜4cmの稚魚。11-6-15-3

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さっそく支流の峠川で 『釣りクラブ』の子ども達と観察会開始!!「かわいいね〜」
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2011年6月30日
今日はみんなで、人工河川までやってきました。 「あ、いたいた!!」
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安田さんが釣った30cm程の大人のイワナ。こんな風に大きく育って欲しいですね。
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石徹白川は、支流の峠川におけるキャッチ&リリース区間の成果が実り、本当に美しい魚たちで溢れています。

九頭竜川中部漁協の依頼でアユのイラストマーを行いました

 2011年6月26日(日) 九頭竜川中部漁協の依頼を受けて、アユを標識放流するための「イラストマー(蛍光樹脂注入)」を行いました。
 静岡県の天竜川では、岩野大作さん達が主体となって、サツキマスの遡上調査のために、全国でもいち早くこの手法を取り入れて来られました。そして施行の際には、安田さんはじめレストレーションのメンバーも参加させてもらいました。この経験を生かして、今回は九頭竜川のアユに取り入れることになったのです。
 福井県内水面総合センターさんの御協力のお陰で、大変快適な環境で作業を行うことができ、午前、午後と合わせ5000尾余りのアユにイラストマーを施しました。御協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

NHKのニュースや福井新聞にも、大きく取り上げられていました。
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今回、ルアーの森下さんや芦原さんも参加して下さいました。ありがとうございます!!
福井大学に通い卒論で外来魚の研究に取り組んでいる息子も参加しました。
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福井県内水面総合センターで育った海産アユです。
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麻酔にかかったアユを次々と手際よく運びます。
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集中力勝負。目も疲れます。
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当初は尻ビレに施す予定でしたが、思ったよりアユの成長が遅く、小さかったので
目の後ろに注入することになりました。
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 アユは数日後、福井市寺前にて放流されました。この後、漁協はアユ釣りさんからの情報を集め、成長・行動に関する調査を行うことになっています。


2010年秋 永平寺川サクラマス遡上観察のまとめ

やっとまとめました。年を越してしまってスミマセン。

●9月19日 あわてんぼう 観察

安田龍司さんが1号魚道下のこの淵で、50cm位のあわてんぼうを1匹確認しました。
永平寺川では毎年この時期、あわてんぼうのサクラマスを1、2匹観察することができます。

実はこの淵、安田さんの提案で、魚道工事の際に人工的に造ってもらったものなのです。元々護岸壁側に淵があったのですが、魚道ができる際、治水上どうしても埋めてしまわなければいけなくなりました。夏の間、魚たちが暑さをしのぐ場所として重要な役割を果たしていた淵・・・代わりに真ん中の岩を削り、新たな淵を造ってもらいました。さっそくサクラマスが利用していましたね。
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遡上水路の改善

遡上の妨げになっている水路の砂利を掘って、みおすじをつける作業を行いました。

法寺岡橋の直上流での作業
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「はい、そこ掘って〜」
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「へいへい」
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1号魚道の直下流での作業
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●9月26日
 あわてんぼう2匹目 観察

45cm程のメスが、1号魚道上の右岸側の淵にいるのを、中村さんが発見しました。

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●10月11日 オス・ヤマメ(成熟)を放流 (先に記載しています)



●10月24日
 夕方から久しぶりの雨


●10月25日 NHK本道カメラマン撮影開始!(先に記載しています)

1号魚道を上っていくサクラマスを数匹確認、撮影に成功したとメールをいただきました。
本道さん曰く 「安田さんの言う通り、増水して、その後の引き際に上っていきました〜」


●10月26日〜30日
 2号魚道直上が絶好の撮影ポイントに!

2号魚道の上で本道カメラマンが、水中カメラでサクラマスとヤマメの産卵シーンを撮影しました〜。
他に70cm近くありそうな大きなメスのサクラマスが、2号魚道を上ったすぐの場所を陣取って、三日三晩、川床を掘り続けていました。魚たちは魚道を上ったとたん、いきなり検問のように、大きなメスがバタバタしているから、ビックリして上に行ってしまいます。中にはトットと魚道を引き返し、様子を見計らってまた上ってくるのもいて、魚道がいかに上り下りしやすいかが良く分かりました。彼女はいい感じの?オスのサクラマスまで追い払って、なぜかひとりでモクモクと頑張っていました・・・。本道さんも撮影を相当粘りましたが、結局彼女のおメガネにかなうオスは上って来なかったみたいで、産卵の瞬間は撮れずに、その後見失ってしまったみたいですね。

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2号魚道上の頑張った彼女。
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●11月6日 9:00〜12:00
  安田龍司さんと廻る観察会

参加者・・・遡上の会の伊藤会長さん、魚道設計された青武コンサルタントの井上さん&福井高専自然環境学習塾エコラボの皆さん、NHK本道カメラマン、こしの国ケーブルTV、サクラマス・レストレーションの仲間達


お天気も良く、まさに産卵のピークだったようです。川は生命感に満ち溢れていました。サケも数匹観察されましたが、今回の記録からは省いています。サクラマスの全体遡上数は、サケの数を上回っていたようで、こんなことは今だかつてなかったことです。だいたい例年ですと、サケ9対サクラマス1くらいでしょうか。この日、熊野神社橋より下流は廻れませんでしたが、「沢山いた」という、地域の方達からの情報を多々いただきました。

勘違いしてはいけないのは、魚道ができたから、サクラマスが永平寺川に沢山上がってきたのではありません。サクラマスが沢山上がって来た年に、幸運にも魚道の改修が間に合ったということなのです。

スタート地点 = 熊野神社橋(河口より約600m)  
ゴール地点 = 3号魚道より上の落差工(河口より約2. 2km)
(永平寺川は約8km)

〃野神社橋〜1号魚道
サクラマス♀ ・・・  3  
サクラマス♂ ・・・  2  
ヤマメ♀   ・・・   1    
ヤマメ♂   ・・・   1

8月31日に土木事務所さんが川床改善を行って下さった成果があり(先に記載しています)、
桜の木の上流では、5ヶ所以上の産卵床が確認されました!!
また次の日、この場所で、こしの国ケーブルTVさんが、産卵の瞬間の撮影に成功しています。

川床が白くなっている箇所が産卵床。
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■厩羌道〜2号魚道
サクラマス♀ ・・・  5
サクラマス♂ ・・・  1

1号魚道の直上で、ペアリング中のサクラマスを観察できました。
陽も当たり偏光なしでもよく見えて、しばらく皆さんここから動かなくなってしまいました〜。
ちょうどこのカーブの所に1号魚道があります。
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60cmを越える大型のサクラマスがペアリング中。10-11-6-3


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メスは尾ビレをはじめ全身ボロボロになっていく。メスだけが頑張って産卵床を掘るわけです。
人間と違うなぁ。
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2号魚道〜永和住宅さん前のカーブ床固め
サクラマス♀ ・・・  2  
ヤマメ♂   ・・・    2

学生さん達も、熱心に安田さんのお話を聞いていました。
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カーブに床固めのブロックが・・・。減水時には遡上できなくなります。
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け箆遜斬陲気鸛阿離ーブ床固め〜国道の赤い諏訪間橋
サクラマス♀ ・・・  6 
ヤマメ♀   ・・・   1 

滑り台みたいな床固め・・・。ここも減水時には遡上できません。10-11-6-8


ス馥擦寮屬た柬間橋〜3号魚道
サクラマス♀ ・・・  7   
ヤマメ♀   ・・・    1

諏訪間(すわま)の集落には短い区間に7つもの橋が架けられていて、ガードレールがせっかくの古民家の町並みの風情を壊しているのが残念。
でも魚たちにとって、橋の下は格好の避暑地になっているということに気が付いた。人間の構造物も、何がどう幸いするか分からないね〜!
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あと5基の魚道の改修が予定されていることもあり、設計士さんに色々と提案中の安田さん。
魚の気持ちを、代弁しているのです!

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3号魚道
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Γ街羌道〜落差工(これ以上は上れない)
サクラマス♀ ・・・  7    
ヤマメ♀   ・・・   1 
ヤマメ♂   ・・・   2

婚姻色の出方や顔つきがオスみたいですが、メスでした。
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お家の前が突然「水族館」に〜。「海と繋がっているんだよ!」
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観察数合計 (熊野神社橋より下流は省く)
サクラマス♀ ・・・ 30 
サクラマス♂ ・・・  3  
ヤマメ♀   ・・・  4   
ヤマメ♂   ・・・  6 

3時間足らずで確認した数です。産卵期間中の全体総遡上数は、この数の倍近くはいたと想定されます。去年は永平寺川で5匹ほどのサクラマスしか確認されていませんから、約10倍の遡上があったことになりますが、魚道ができたから沢山遡上してきたわけではありません。沢山遡上してきた年に運良く魚道が完成し、産卵できる範囲が広がったのです。

サクラマスのサイズは55〜60cmが最も多く、ヤマメは20〜40cmとバラツキがあった。


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永平寺川の現状と問題点

 ^掬歸にオスの数が不足している。

九頭竜川水系のサクラマスはメスがほとんどで、河川に残留したオスのヤマメとペアになるのが最も自然な形です。永平寺川などの小河川が、いかにヤマメにとって(特に夏場)過ごしやすいかということが鍵を握っています。まず水温が上がらないこと。そのために充分な流量があること。農薬や化学物質が流入しないこと。身を隠す場所や河畔林があり水生昆虫などのエサが充分にあること。

◆〕颪鮨べる天敵のウグイも魚道を自由に行き来するようになった。

ウグイはコイの仲間で、ヤマメに比べて多少水質が悪化している場所でも生きていけます。ウグイがこれ程多いということは、水質が良好でなく生態系のバランスが乱れているということです。下流に行けば行くほど、ウグイの数は増して行きます。


 土砂の堆積が多く、固くなった川床が多い。

サクラマスは、流速が徐々に加速する水通しの良い(酸素が供給されやすい)場所を好んで産卵します。川床が固いということは、掘りにくく天敵に襲われやすいだけでなく、小石の間に卵が沈まず流されてしまう、土砂に埋もれると酸欠になる・・・せっかく産卵しても、命を繋ぐことができません。


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アシについて考える
サクラマスに限らず、多くの魚にとって身を隠す場所があることは重要なことですが、大きな石が圧倒的に減ってしまった現在の川で、アシがその代わりとなっている場合があるようです。特に今回の観察では、徒長したアシの茎の下に身を隠しているサクラマスが多く見られました。またアシなどの植生が、川の蛇行や形状の変化を生み出し、流量が少なくなった場合には水深を保つ役割を果たし、その根は水質を浄化する機能も果たしてくれているのです。増え過ぎると治水や景観上でも、何かと厄介者とされ、住民の意向で取り除かれる傾向にあるアシですが、永平寺川をどんな川にしたいのか、上流から下流まで「川づくり」のコンセプトを明確にした上で、住民の方達が共通した認識でアシを含めた川の管理を行っていくことが、今後の重要な課題であると考えます。




天竜川(静岡県)へ 「イラストマー標識」のお手伝い

2010年11月3日(水)

天竜川漁協の組合員でもある岩野さんからのお声掛けで、アマゴ標識放流のための「イラストマー打ち」のお手伝いに行ってきました。岩野さんは、毎年お仲間と九頭竜川にサクラマス釣りに来られ、私達の活動もいつも応援して下さっています。
私は今年も残念ながら参加できませんでしたが、安田さん、中村さん、酒井さん、笑ちゃん・・・多くの釣り人が、協力されていた様子です。

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天竜川漁協は、とても立派な建物で、養魚池の施設も隣接していました。

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麻酔にかかったアマゴを、各自がイラストマーを打ち、終わると「流しそうめん」みたいに設置されている中央の雨どいに入れます。そのまま新鮮な水の池に流れていき、やがて麻酔から醒めるという、手作りながら画期的な作業場でした。

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昨年のイラストマーは左目の後ろでしたが、今年は尻ビレの第一軟条骨の後ろ。緑色の蛍光塗料(樹脂)を皮下注射していきます。放流魚のすべてに施しましたから、もしイラストマーのないサツキマスが釣れれば、天竜川のどこかで自然繁殖をしているという可能性が高くなります。漁協が、積極的にこういった取り組みをされているのは、素晴らしいことですよね〜!!


くわしくは岩野さんのブログ 『年がら年中天竜川』をご覧下さい。
http://nengara-tenron.blogspot.com/2010/11/blog-post_03.html





永平寺川の新・魚道をサクラマスが上っています!!

  いよいよ九頭竜川もサクラマスの産卵の季節を迎えています。永平寺川は、堰の魚道が3基完成していますが、提案・設計段階から関わってきたレストレーションとしても、ここまで来て、サクラマスは遡上して来ないわ、魚道は何も上らないわでは、立つ瀬がありません。内心ドキドキしながらこの季節を迎えたのは、何も私達だけではないと思います。県の土木事務所の方達、永平寺町の役場の方達、魚道の設計士さん達、土建屋さん達、遡上の会の皆さん、そしてずっと活動を記録し続けているNHKの本道カメラマン・・・。他にも多くの方達が、固唾を呑んで永平寺川を見守っていました。

 10月中旬になっても、なかなか雨が降りません。水温もなかなか下がりません。晴天続きが、こんなに疎ましく感じたことはありません。
 そして10月24日(日)の夕方、ようやく恵みの雨。夜には結構な雨が降りました。これで上って来なければ・・・。翌25日も雨続き。そんな中、本道さんは永平寺川の魚道に、しっかりとカメラを据えていました。さすがです!!
 本道さんからメールが届きます。・・・・・「赤くて40cmくらいの魚」が2匹、「赤くて50cmくらいの魚」が1匹、「背ビレと腹ビレが白く20〜30cmくらいの魚」が4匹、魚道を上っていきましたよ。濁りが強く水中撮影はできなかったけど、道路からはっきりと撮影できました。・・・・・

 そして、次の日、本道さんのカメラは、さっそく尾ビレで川床を叩く、サクラマス達の姿を捉えます。60cm以上の大きなメスの姿もありました。
 永平寺川には現段階で、例年の4〜5倍と思われるサクラマスが回帰して来ています。

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 さっそく関係者の皆さんに電話でお知らせしました。皆さん、次々と飛んで来られて、サクラマスを見つける度に歓声を上げておられました。沢山の人達と喜びを分かち合えることができるのは、本当にいいものです。

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 この後の模様は、追ってこちらのブログでアップする予定でいますので、お楽しみに!!



九頭竜川には沢山のサクラマスがいます!!

 この写真は、九頭竜川でサクラマスがジャンプした瞬間を、安田龍司さんが撮影したものです。
こうやって見ると、サクラマスなりに頭を曲げて、胸ビレを閉じて、全身に力入れて、顔を見ると「がんばってるぞ!」っていうのが伝わってきて、いじらしく感じます。

(写真はクリックすると大きいサイズでご覧になれます)

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 しかしこの写真、どうやって撮ったか不思議ではありませんか?実は鳴鹿大堰で、ゲートの落水を滝と思い込んで、次々とジャンプするサクラマスを、真上の橋から撮ったものなんです。世にも珍しいアングルの写真。もちろんそう簡単に撮れるものではなく、ジャンプする瞬間とポイントを、相当狙ってのこと。安田さんの力量は、釣り以外のこんなところでも発揮されるんですね〜。

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2010年6月6日

午後4時頃、ルアーマンのMさんが、「鳴鹿大堰の下に沢山集まって来ているよ〜」と、電話して来てくれました。
偶然にも、お店に県水産課の鉾碕さんと安田さんが来られていたので、3人で見に行くことになりました。
鳴鹿大堰まで、車で5分です。
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サクラマスは不思議な七色をしていて、それぞれが、すごく綺麗なんです。長年観察してきましたが、こんなことって初めてです。ピンク、オレンジ、ベージュ、ブルー、グリーン、白、黒・・・・信じてもらえないかも知れないけれど、本当です。

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2010年7月25日
サクラマス親魚の特別採捕に参加してくれていた仲間のフライマンが、鳴鹿大堰にやって来ました。

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この日サクラマスを観察するには、「最高の日」だったみたいです。何て幸運なことでしょう。

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わかりますか?ものすごい数のサクラマス!!幾重にも重なって群で泳いでいます。

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そして、みんなを歓迎するかのように、ゲートでサクラマスの「ジャンプ劇」が始まったんです。



産卵期が、いよいよ近づいて来ました。心の準備をしなければです。




九頭竜川のサクラマス&サケ稚魚の情報を集めています

 サクラマス・アングラーの皆さんにお願いです。
 九頭竜川のサクラマス、シロザケの稚魚の情報を集めています。釣行中に、それらしき姿を見かけられましたら、下記までメールでご一報いただきますと助かります。
nami@amaya.ac.jp

また安田龍司さんか私に、お気軽に声を掛けていただいてもかまいません。九頭竜川の河原で、安田さんはフライマン数人でお話しされていることが多いと思いますし、河原をムチャクチャに走るボコボコのジムニーを見かけたら、それは私です。

◎見かけた日時 ◎見かけた場所 ◎だいたいの大きさ ◎だいたいの数 
◎どんな様子だったか ◎泳いで行った方向 など どんなことでも結構ですので、情報をお寄せ下さい。

サクラマスとサケの稚魚の違いですが・・・
下の2つの写真は、2月10日前後に撮影したもので、大きさは両方とも4cmくらいです。

↓ サクラマス

サクラマス稚魚
 
↓ サケ

サケ稚魚

● 体の色
サクラ・・・棲んでいる場所によりますが、薄茶色が多いです
サ ケ・・・すでに銀ピカで、海に行くぞ!という気概が感じられます

● パーマーク
サクラ・・・側線上 大きな楕円形 7〜8個
サ ケ・・・側線より背中寄り 細長い小さな楕円形 9個以上
      (やがてパーマークは消失)

● 目
サクラ・・・金の縁に紋様があります
サ ケ・・・スッキリとした銀の縁です

● ヒレ
サクラ・・・尾ビレ、背ビレにオレンジ色の縁どりが出ているものが多いです
サ ケ・・・ほぼ透明です

● 顔
サクラ・・・童顔です
サ ケ・・・イケメンです






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