福井県立大学 九頭竜川プロジェクト・シンポジウムが開催されました。

2014年11月8日(土)
今年も、福井県立大学 九頭竜川プロジェクト・シンポジウムが開催されました。
今年のテーマは「食文化」ですが、すべての人たちの共通項である「食」を
通して、「河川環境への意識を高めよう」というのがねらいです。

今回は永平寺町が共催になって下さいました。

(写真はクリックすると大きい画像がご覧になれます)

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安田代表は、1部パネルディスカッションのコーディネーターを
私は2部全体のコーディネーターをさせていただきました。

配布用の資料づくりも私の大切な仕事です。
今回は、かなり気合いを入れて作りました。
今後、私達や私達と連携している人達が、進もうとしている方向を
説明しています。とうとうここまで来たのです。
是非、画像をクリックして、読んでみて下さい。

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まずは福井県立大学の下谷学長のご挨拶から始まりました。
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1部が行われている間、私たちは食堂で2部の準備です。
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さぎり屋さんが『アラレガコの甘露煮』を作ってきてくれました。
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『サクラマスの葉っぱ寿司』はハンドメイド風さんです。
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奥越漁協の新井組合長さんが、『アジメドジョウのなれ寿司』を
差し入れして下さいました。

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永平寺町の河合町長がご挨拶です。
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大盛況のうちに終わりました。
ご参加いただいた皆さん、お忙しい中、ありがとうございました。
サクラマスレストレーションの仲間も12名参加してくれました。
遠路遥々本当にありがとうございました。
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翌日の福井新聞の記事 とても大きなスペースを割いていただきました。
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毎日新聞社さんもありがとうございます。
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本当に準備が大変でしたが、関わって下さった皆さん、日頃から
親しくさせていただいていることもあって、いろいろと助けて
下さって、何とか無事に終了することができました。
心より感謝いたします。


 

福井県自然保護センター主催『九頭竜川の魚ものがたり』

2014年8月30日(土)
自然保護セミナーの講師を務めました。
題して『九頭竜川の魚ものがたり』です。
主催 : 福井県自然保護センター
共催 :   福井県自然観察指導員の会
連携   :   福井ライフアカデミー
    CST(理数系教員)(福井大学)対象講座

お声を掛けて下さいました香川正行さん、保護センター、指導員の会の皆様
本当にありがとうございました。

(以下、写真は中村圭一さん撮影)

午前は内水面センターさんをお借りしてレクチャーを行いました。
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お昼をはさんで鳴鹿大堰に移動。まずは魚道観察室に立ち寄りました。
九頭竜川流域防災センターさんにもお世話になりました。
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永平寺川で魚捕り開始です!!
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童心を忘れない大人たちです。
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思った以上に捕れました。
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安田代表がひとつひとつ魚の特徴を説明します。
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最後に参加してくれていた高校生に魚を放流してもらいました。
何も説明していないのに、魚の気持ちの分かった優しい放流の仕方を
みんなしてくれたそうで、安田代表はすごく感激していました。
こういうところに積極的に参加してくれる若者はやっぱり違うね〜。
未来が明るい感じがします。
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参加して下さった皆さん、本当お疲れさまでした。

サクラマスの野性 〜志比北小学校5年生の学習〜

4cmほどのサクラマスの稚魚を見て、志比北小学校の5年生の子どもたちがF1かF2かを判断する。
つまり、九頭竜川のサクラマスの子どもなのか、サクラマスの孫なのか?

1.ほんのり身体がオレンジ色をしているのがF1、銀色の方がF2。
 ・・・F1は卵がオレンジ色だった。孵化して育った稚魚にもオレンジ色がわずかに残っている。

2.尾びれの先が尖がっているのがF1、丸くなっているのがF2。
 ・・・F1は気性が激しくF2を追いやって餌を我が物にする。水槽の中では、F2の尾びれを
    かじる光景も時々見られた。

3.なかなか網ですくえないのがF1、すぐにすくえるのがF2。
  ・・・F1は警戒心が強く餌をやっても上には来ない。F2は人に慣れていて餌をやるとすぐに
    水面に上がって来る。


同じように人に育てられても、代が一つ替わるだけで、「野性」が失われていくということが良く分かります。それぞれの性質の違いを知り、放流するにはどういった場所がいいのか、考えてみよという授業が行われ、最後に安田代表が答えを導き出しました。
F1は本流に、F2は支流に。それは稚魚たちが無事に生き残っていくためにも大切なこと。
自然繁殖こそ尊いことなのですが、放流で手助けをするのであれば、どうしたらより自然に近づけることができるか、繊細な心づかいをすることが真の再生へとつながっていくのだと思います。難しい授業ですが、本質を無視し自分たちの都合だけで放流してしまう大人が存在する中、子どもたちにそういう心を学んでもらえたらなら本望です。


担任の上田嘉彦先生は、10年来、私たちの活動の良き理解者であり、
サクラマスを通じての環境学習を続けておられる。
昨年の12月12日、安田代表がサクラマスF2の発眼卵を教室に運んだ。
その際、観察をより深いものにしてもらおうとF1の卵も少し混ぜておいた。
(協力:九頭竜川中部漁協)
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廊下の展示もサクラマスに染まる。学年通信のタイトルも「やまめ」。
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黒板の右端には、今日の日付とともに、水槽の水温と積算温度が!!
積算温度は養魚場で人工授精を行った時から今日までの毎日の水温を積み重ねたもので
魚たちの生態の変化の目安になる。
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2014年6月13日(金)
教育研究会の授業の対象となり、この日は他校から沢山の先生が授業を
見学に訪れていました。みんなちょっと緊張気味です。
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まずは、稚魚は今日どんな様子なのか、観察から始めます。
時間が限られているので、みんな素早くノートに書きとっていました。
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今どきの子ども。デジカメもみんな自由に扱えます。
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テーマは「放流について考えよう!」です。
今まで観察を続けてきてF1とF2の性質を違いを知り、子どもたちなりに
それぞれを九頭竜川水系のどういった場所に放流するのが良いか考えました。
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そして安田代表からお話。みんな真剣に聞いてくれました。
子どもたちのことをよく分かった上での話し方であったと、他の先生からも
好評だったそうです。
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6月16日(月)
サクラマスの稚魚は、育ててくれたみんなの手によって、
F1は九頭竜川本流に、F2は支流に放流されました。

みんな、九頭竜川のこと、サクラマスのことを、真剣に考えてくれて
本当にありがとう!!

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坂井市環境フォーラム2014 パネリスト出演

2014年6月8日(日)
みくに文化未来館にて開催された『坂井市環境フォーラム2014』のパネルディスカッションに、安田代表がパネリストで参加しました。この日、岐阜・石徹白のイベントとかぶっていたため、安田代表は朝のスクールを終えてすぐに会場に直行!!九頭竜川の源流から河口までを、いっきに走ってギリギリ間に合いました。私は仕事でどうしても参加できず残念でしたが、今回コーディネーターはFBCの森本キャスター。2009年に森本さんとは九頭竜川の環境保全とサクラマスのことで、じっくり取材をしていただいたこともあり、大筋は分かっておられることと安心でした。環境保全活動を長年行ってきたパネリストばかりで、テーマは「この10年で環境はどのように変わりましたか?」この10年でサクラマスが何倍にも増えた明るい話が披露できてよかったです。

森田地区文化委員会主催 『第3回サクラマス・サミット』 が開催されました

 2014年3月8日(土)

今年も森田公民館さんがサクラマス・サミットを開催して下さいました。
福井県立大学の田原大輔准教授より「アラレガコを守り増やすには」に引き続き、安田代表が「九頭竜川のサクラマス最新情報」という演題で講義を行いました。会場は満席で、質問も多く地域の皆さんの九頭竜川に対する思いが伝わってきました。

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 休憩時間には、恒例になりました「男の料理教室」の皆さんが手打ちで作られた越前おろし蕎麦と竹田の厚揚げをご馳走になりました。その後は別の会場に移って2部が開始。

 今回は他の川での取り組みを聞こうと、サクラマスレストレーションの仲間の皆さんからも、ホームリバーでの活動のお話しをお聞きしました。写真は30数年にわたり岐阜県の揖斐川で発眼卵放流の活動を続けておられる高橋正巳さんに、お話しをお伺いしているところです。


ビーバーポンドフライフィッシャーズ

http://www003.upp.so-net.ne.jp/BPFF/

高橋さん御自身のブログ 『山爺とSpey』
http://speyjii.blog.fc2.com/
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釣り人の皆さんもすっかり森田の皆さんと馴染んで終始和やかな雰囲気。夜の更けるのも忘れた『座布団集会』でした。森田公民館さん、大変お世話になりありがとうございました。
 


サクラマスの飼育ブログ

昨年12月12日 安田代表が環境学習用に志比北小学校4年生にサクラマスの卵を200粒運びましたが、すくすくと育っている様子です。今回は、釣り人の皆さんに協力していただき捕獲したサクラマスの孫にあたる卵(F2)がメインです。また比較をするために、わずかにF1の卵も混ぜてあります。

担任の上田嘉彦先生が、2011年の飼育の際もブログをつけてくれていましたが、再開して下さっているので是非ごらんください。カワイイ子どもたちと稚魚たちの様子がご覧いただけます。

サクラマス飼育ブログ
http://ameblo.jp/sakura-riv/


 

志比南小学校 志比北小学校 サクラマスの観察会を行いました

2013年10月22日(火)
志比北小学校、松岡小学校に引き続き志比南小学校へ環境学習に行ってきました。小学校5年生23人、川崎和恵先生のクラスです。今回は特に永平寺川を取り巻く環境とサクラマスに焦点を絞り、自分たちの生活に結びつけて考えるところまで持っていきたいということで、5年生にもなると環境学習もずいぶん高度になっていきます。

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11月5日(火)
教室での学習を踏まえた上で、実際に永平寺川へサクラマスやサケの遡上を見に行きました。
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大きなサケがペアリング中で、子供たちから驚きの声が上がります!!
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お天気も良く、暑くもなく寒くもなく、風も強くなく、最高の観察日和。
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永平寺からは、高山さんが参加して下さいました。高山さんは、毎月発行される「傘松」という小冊子の担当をされていてます。この時のサクラマスやサケの写真も掲載されるとのこと。楽しみですね。写真をいただきましたので、後日アップしたいと思います。素晴らしい写真ですので、お楽しみに!!
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午後は、7月に環境学習を行った志比北小学校の4年生9人と上流の吉峰川で観察会です。吉峰川でも地元の人たちが会を立ち上げたらしく、テレビ局や新聞社が沢山来ていて驚きました。
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レストレーションが産卵場を造った場所には、まるで子供たちを待っていたみたいにメスのサクラマスが川床を掘っていました。オスは小さなヤマメです。
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数日前に、レストレーションの仲間の高橋さんが撮影した産卵の瞬間の写真を見てもらいました。
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永平寺川のサケも見てもらおうということになり、急遽、永平寺川へ移動です。
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陽も落ち始めていましたが、大きなサケのペアにも出会うことができました。
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子供たちが驚いたり喜んだりする顔がたくさん見れて本当によかったです。
今日心の中に刻まれた命の姿。大人になってからも忘れないで欲しいと思います。


 

松岡小学校で講師をしました

2013年9月26日(木)

今回は天谷がひとりで松岡小学校に行ってきました。3年生の総合的な学習で、故郷のことを知って愛着を持つことが狙いだそうです。テーマが6つに分かれていて、私は『九頭竜川と九頭竜川の生きもの』というテーマを担当しました。他のテーマは、歴史や産業など・・・。黒龍酒造さん担当で『酒造りからみた松岡』というのもあったりします。なんといっても小学校のお向かいは、かの有名な黒龍酒造さんですから。

最近のサクラマスレストレーションの活動の中で、私は小学生の環境学習にお伺いするのが、何よりも楽しくてしょうがありません。子供たちのピュアな瞳と言葉のひとつひとつ、無邪気な反応を見たりするのが、本当にたまらなく楽しいのです!!ちょっとやみつきになっています。

今回私が受け持ったのは9人の子供たちでしたが、みんな可愛かったな〜。最初に自己紹介をひとりひとりしてくれたのですが、「私は九頭竜川の魚というと、サクラマスくらいしか知らなくって・・・」って話してくれた女の子には、心の中でメッチャ受けてしまいました。小さな子どもにまでサクラマスは、すっかり浸透しているのですね。感激!!
クラスの中で必ずひとりはいる「お魚博士君」。今回もいましたよ〜。そしてやっぱり!!その男の子のお父さんは、釣りをするお父さんでした〜。

後から先生に、子供たちの感想文をいただくのですが、これがまた面白くて・・・。私の宝物なのです。今回、みんなと写真を撮る時間がなくてちょっと残念でした。


資料づくりのための釣り

九頭竜川には、魚類だけでも70種類ほど生息が確認されているそうです。

私たちが行う子どものための環境学習は、サクラマスやサケ科の魚だけに特化せず、「九頭竜川の生きもの」全般をとらえていこうと思っています。

時間があればコツコツと資料のための写真撮影。写真も標本みたいなのでなく、できる限り生き生きとしたものを集めていきたいですね。

2013年6月11日(火)
私も参加。まずは安田大先生に、長靴での川の歩き方を教えてもらいました。
大股で歩くと長靴の傾斜が大きくなるから水が入ってきやすい・・・・・
さすが分かりやすい説明です、っていうか、そんなことまで教えてもらって申し訳ない。
もちろん浮きの見極めや竿の操作も教えてもらいました。結構スパルタです。
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しかも仕掛けは、両先生にお任せ!!申し訳ない。
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この日遊んでくれたのはヌマチチブ君だけでした。でも楽しかったです。
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志比北小学校で授業 『 九頭竜川の生き物たち 』

2013年7月9日(火)
永平寺町の志比北(しひきた)小学校へ環境学習に行ってきました。テーマは『九頭竜川の生き物たち』。
4年生11人、担任の先生は上田嘉彦先生。久しぶりの上田先生とのコラボでうれしい限りです!!
今回の環境学習は県立大学の「九頭竜川プロジェクト」の一環としてです。
講師は、県立大学 海洋生物資源学部 准教授 田原大輔先生。アラレガコをはじめとする底生魚がご専門です。そして安田龍司代表と私。中村圭一さんもお手伝いしてくれました。また福井大学で九頭竜川の外来種の問題に取り組む女子大生の小笠原さんも参加してくれました。

5・6時間目と長時間にわたりのお話でしたが、子供たちはとても熱心に聞いてくれて感動です。すごく純朴で楽しいクラスの雰囲気がよく伝わってきました。秋には実際の川での学習が予定されているので、今から再会するのが楽しみです。

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田原先生からはアラレガコをはじめとする底生魚のお話、「森は海の恋人」のお話。
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教室からは山が見え、すぐ下に九頭竜川が流れています。
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安田代表からは、アユやコイ科の魚たちのお話。魚を捕食する鳥のお話も。
魚たちの水中映像やスクープ映像も見てもらいました。
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私からはヤマメとサクラマスのお話。産卵して稚魚が育つための河床のお話。
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休憩をはさんで、魚たちとの「ふれあいタイム」
今回、同行してくれた魚は、「アユ」「ヤマメ」「アラレガコ」 九頭竜川のシンボル魚です。
(協力:内水面総合センター、九頭竜川中部漁協)

みんな手を冷やしてから、そっと触ってみます。
休憩時間にトイレに行くのも、お茶を飲むのも忘れて、みんな無我夢中でした!!

こしの国ケーブルテレビさんも頑張っています。授業風景は1時間の番組になるそうです。
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今まで少しづつ撮りためていた魚や鳥の写真がとても役に立ちました。

私の一番のお気に入り。安田代表が撮ったヌマチチブです。
顔の表情と、どこか気合いの入った腹ビレが可愛いですね〜。
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こちらは今年私が釣ったヌマチチブ。失礼して腹ビレを撮らせていただきましたよ。
吸盤になっているのは、子供たちも興味津々でした。
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今回写真を見せて説明した魚
●アユ ●ウグイ ●アブラハヤ ●ニゴイ ●マゴイ ●カマツカ ●スズキ 
●アラレガコ ●ヌマチチブ ●ウキゴリ ●ヨシノボリ ●アジメドジョウ
●サクラマス&ヤマメ ●サケ ●イワナ       ●モクズガニ

今回写真を見せて説明した鳥
●アオサギ ●ダイサギ ●トビ ●ミサゴ  ●カワアイサ


以前、山に登った時に撮ったこんな写真も役に立ちました。

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速い流れの好きな生き物、遅い流れの好きな生き物、
浅いところが好きな生き物、深いところが好きな生き物、
いろんな場所があるから、いろんな生き物がいる。
「蛇行」という言葉、みんな覚えてくれたかな〜?

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