恒例!! 秋のサクラマス幼魚放流会

2015年11月17日(火)
九頭竜川で、恒例のサクラマス幼魚の放流会が行われました。
どんよりとした曇り空でしたが、この季節にしてはとても温かかく
子ども達の元気な笑顔を沢山見ることができました。
春の稚魚放流会に引き続き、永平寺町内の幼稚園のすべての年長さんが
放流会に参加したことになります。

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子ども達もサクラマスも元気いっぱい大きく育ちますように〜。


 

ありがとう、九頭竜川。

九頭竜川のサクラマス釣りが終了しました。皆さんお疲れ様です。
今年も沢山のドラマがありましたね。サクラマスとの出会いだけでなく
九頭竜川が見せてくれた風景、仲間と共に過ごした時間、掛け替えのない
ものとして、皆さんの心の中に刻まれたなら幸いです。
足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
また親魚をご提供いただきました方々に、厚く御礼を申し上げます。
未来へと、できるだけ九頭竜川固有の遺伝子を残すために、今年は
55cm以上に限定してお願いしました。

安田龍司代表が、今シーズン釣った数々のサクラマスの中で、
約70cm、4kgは優に超えるとても立派なサクラマス。
鼻曲がりの素晴らしく体高のある美しいオスでした。
10人の仲間が一部始終を見守っていました。高橋さんと中村さんに
いただいた写真や動画は、臨場感にあふれています。
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2015年5月24日(日)午後6時過ぎ
この日はどこからともなく仲間たちが集まって、安田さんのウェットの
釣りをしっかり見せてもらって勉強しようということになったそうです。

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安田さんが川に入ってすぐに「九頭竜川劇場」が始まります。
15分間にも及び、サクラマスとの激しい攻防戦は繰り広げられました。
見ている方はハラハラドキドキだったようですが、当の安田さんは
言葉をみんなに返したり、ピースサインをしたりと余裕綽々。
途中「楽しいね〜」と叫んでいたのが印象的でした。

(以下の3枚は動画より切り取ったもの)
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安田さん自らのネットにおさまると、拍手が沸き起こりました。
仲間たちは「デカッ」「デカッ」、「ナニコレ」「ナニコレ」の連発。
とても重たかったと思いますが、協力して内水面センターまで運んで
もらいました。ありがとうございました。
九頭竜川らしいサクラマスを残していくのに、オス親魚も大切です。

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これがその時の安田龍司さんのウェットフライです。
針も安田さん開発によるもの。かえしは潰してありました。
ネットでサクラマスをすくった瞬間、針は外れたそうです。
神技としか思えないですね。
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本当にいろいろある九頭竜川ですが、魚も人も生き生きしていて
嬉しいですね〜。

九頭竜川に感謝です!!

9ヶ月後、再びドラマは始まります。

恒例!! 春のサクラマス稚魚放流会

2015年4月22日(水)
今年も九頭竜川の五松橋下流にて、九頭竜川中部漁協による
サクラマス稚魚の放流会が行われました。
私も紙芝居を使って子ども達にサクラマスの物語をお話しするのに
今年もお手伝いに行ってきました。

今年から永平寺町内の幼稚園児だけでなく、福井市の九頭竜川の
近くに住む幼稚園の子ども達も参加。喜ばしい限りです。

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今年はお話の中で、サクラマスが海で生活しているときの苦労話をしたせいか、
放流する時に「大きくなって帰ってきてね」の掛け声の他に「がんばって〜」という
カワイイ掛け声も聞こえてきました。微笑ましいですね〜。

 

今年もサクラマス幼魚の放流会が行われました。

2014年11月11日(火)

春に引き続き、九頭竜川中部漁協による秋のサクラマス放流会が行われました。
毎年放流会には、永平寺町内の幼児(年長さん)が招待されます。

今回は約80名の子ども達が参加してくれました。
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お天気に恵まれたので、紙芝居『サクラちゃんとヤマちゃん』を使って
いろいろとお話しをすることができました。
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バケツに入れて、そっ〜と運びます。
川までレッドカーペットが敷いてありました。
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お友達のお魚も気になるところです。
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いつもの掛け声。「お〜きくなって帰って来てね!」
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バケツでひとりづつ放流した後は、透明のホースを使い放流しました。
これも毎年、子ども達に人気です。
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メディアの皆さんにも人気です。
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バケツだと上からしか見えないから、こうやって観察することも大事ですね。
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子ども達も可愛いかったですが、魚も可愛い表情の写真を撮ることができました。
水槽の中から子ども達と目が合って、表情がゆるんだのかも知れませんね〜。
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サクラマス親魚の特別採捕用トラップを作りました。

2014年10月12日(日)
今日は昨年に引き続き漁協から依頼を受けて、サクラマスの親魚の特別採捕用トラップを製作しました。
もうすぐオープンを控えたフライショップ・ロゼさんの縁側をお借りしての作業です。連休中にも
かかわらず、協力して下さった皆さん、ありがとうございました。
(写真は高橋さんのフェイスブックよりいただきました)
 
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サクラマスの池の蓋を新しく作りました。

2014年8月31日(日)
昨年の春に、中村養魚場さんのサクラマスの蓄養池の修理をしましたが、今回は
蓋を新しく作りかえることにしました。

(写真は岐阜の高橋政己さんにいただきました)

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今回も大工さんの良ちゃんと義くんが大活躍でした!!
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今回のふたは分解して収納もできます!!
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細かい作業に良ちゃんの腕が冴えます!!
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みなさん、おつかれさまでした〜。
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ええのができたな〜。
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F1の里帰り

2014年8月20日(水)
F1を福井県内水面センターから池田町の中村養魚場へと搬送しました。
F1とは、九頭竜川で捕れたサクラマス(FO)の子どもで、
F1から人工授精し育てる子どもはF2になります。サクラマスの孫です。
F2は、降海する可能性が低いため九頭竜川の支流に放流されます。

F1は毎年、春と秋に永平寺町の園児たちの手で九頭竜川本流に放流されて
いますが、親魚としてその一部を残しておくのです。高めの水温でより大きく
育てるために、昨年の11月にいったん中村養魚場から内水面センターに
引っ越しましたが、産卵期を前に再び池田町へと里帰りをするのです。

福井県内水面センターにて、水を抜いて準備中。
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センター、漁協の皆さんと協力して運びだします。
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約1時間かけて池田町の中村養魚場へ。
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池は坂の下にあるため、こうやって何度も何度も運びます。
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みんな元気そうでひと安心。
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池に入れる時もちゃんとバケツの中で上流?に向いています。
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この作業を午前と午後の2回行いました。


合間にいろいろと養魚場さんのお手伝い。
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夏休みとあって渓流釣りのお客さんで大賑わい。炭もおこします。
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夕暮れ。魚の回収作業中です。
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養魚場の横を流れる籠掛川(部子川の支流)は、台風の出水があり
石が洗われた直後で、透明感のあるとても気持ちの良い川でした。
 

養 魚 場

 九頭竜川に毎年放流されるサクラマスの稚魚は、池田町にある中村養魚場さんの御主人の手によって育てられたものだ。サクラマスは本来、九頭竜川で自然再生産されることが最良だが、自然界で生き延びるためには数知れないリスクを伴う。養魚場で稚魚を育てることは、九頭竜川の遺伝子を絶やさないための保険でもある。未来にサクラマスを残すために、中村養魚場さんは無くてはならない存在なのだ。
 良好なイワナやヤマメが沢山育てられるということは、より自然に近い環境で豊かな水に恵まれているということ。しかし自然に近い環境であればある程、想像を絶するような厳しさが付きまとう。
 2004年7月18日の福井豪雨、養魚場は一瞬のうちに土砂で埋め尽くされ、九頭竜川の支流である足羽川が決壊した。養魚場を始めた昭和46年来、無論最大の災害そして経営の危機だった。それでも養魚場は御主人や御家族の努力で、みるみるうちに再起を果たした。

 そして、昨年(2013年)9月16日の台風18号。安田代表は勉強と手伝いを兼ねて、時々魚の様子を見に養魚場に通うようになっていたが、この日、足羽川や支流の部子川の水位が、豪雨により急激に上昇しているのを知り、養魚場の危機を察知して慌てて車を走らせた。養魚場に駆けつけた時には、強風の中、御主人が池の周りを奔走していた。28個ある池の取水口に土砂が詰まってしまい水が来ないのだ。孵化場に配管してあった水がかろうじて1つだけ生き残っていた。御主人と安田代表が協力しながら大急ぎで仮設の配管工事をして、まずは全ての池に水を行き渡らせる。危機一髪で魚たちは命を取り留めた。その後は、それぞれの池の底や管に溜まった土砂や木屑などを、かき出すという大変な作業が続いた。
 今年(2014年)8月10日の台風11号。前日は仲間たちと池の清掃を行った。そして翌日、台風が心配だったので、安田代表は朝4時に養魚場へ向かったものの大したことはなく、昼休みはのんびりと過ごしていた。ところが午後になって突然の豪雨が襲う。昨年の台風18号の記憶がよみがえる。横を流れる部子川もあっという間にあふれんばかりになって、大きな岩と岩が転がりながらぶつかり合い「ガーン、ガーン」と地響きを立て始めた。それからまた池と魚を守るために奮闘した。やっと落ち着いて、養魚場を後にしたのは真夜中のことだった。

 冬の養魚場は雪に埋もれながら延々と日々が続く。早朝、雪をかき分けながら養魚場に辿りつくと指先を刺すような冷たい水が滔々と流れている。全身を凍てつかせながらの作業は厳しさ以外の何物でもない。生き物が相手だから、先延ばしできることは何一つない。
 「こんなに厳しい仕事をひとりでよく続けてこれたね。」と安田代表がしみじみと呟いた。
 けれど雪が解け、やがてそこかしこに新芽が吹くと、山々は輝き、命で満ちあふれ、豊かな水は多くの恵みをもたらしてくれる。その喜び、その価値は、何ものにも代えられないということを、誰よりも知っているのは中村養魚場の御主人なのかも知れない。
 九頭竜川に放流するサクラマスの稚魚は、こんな風にして育てられている。





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九頭竜川に放流するサクラマスの稚魚について

 九頭竜川のサクラマスの数が、多くの人たちの尽力と連携の甲斐あってずいぶんと回復してきました。私たちは、自然再生産をもっとも重要視し、放流はあくまでもそれを補うものと考えています。間違った放流は、増やす効果がないだけでなく、自然再生産される魚にまで遺伝子レベルで悪影響を及ぼし、かえって減らしてしまうということが分かってきました。間違った放流とは、「適正でない放流数」「適正でない系統の放流魚」などが上げられます。まず、九頭竜川に放流する魚は、九頭竜川の固有の遺伝子を引き継ぐ魚であること、これは鉄則です。他の水系のものを放流することや養魚場で継代飼育された稚魚では、悪影響を及ぼします。
 現在、九頭竜川水系に放流するための稚魚が2パターン(F1とF2)育成されています。F1は親が九頭竜川に遡上してきたサクラマス。F2はF1の子ども、つまり2代目として池で育てられたものです。養魚場には他に食用として継代飼育されたヤマメも飼われています。安田代表が養魚場に通い、実際に飼育に携わりながら、それぞれの特性の違いを観察しています。
 例えばサクラマスのF1やF2は生まれた時から警戒心が強いのに対して、継代飼育されたものは生まれた時からすでに人に慣れた性質をもっています。またF1は、F2よりもスモルト化率が高いことから、福井県と中部漁協と協議の上、その適正から、F1は九頭竜川の本流に、F2は九頭竜川の支流に放流することが決められています。
 昨年より九頭竜川水系ではほとんどの漁協が、アマゴの放流をやめてヤマメの放流に切り換えましたので、F2も非常に貴重な稚魚となってきます。

 
  2014年4月21日(月)今年も九頭竜川中部漁協が町内の幼稚園児を招いて、春のサクラマス稚魚放流を行いました。この放流は秋も行い、永平寺町内のすべての幼稚園児の年長さんが毎年参加しています。子どもたちが九頭竜川とサクラマスのことを知り、親しむための第一歩。福井県民にとってすっかりお馴染みの、大切な行事となりました。もちろん放流する魚はF1です。


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発眼卵の写真を見せて説明をしています。

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水槽で観察してもらうことも欠かせません。
 

再びヤマメの住む川に 

NHKの「おはよう日本」で全国放送された石徹白ヤマメのお話が、エコチャンネルで見ることができます。もうすでにご覧になった方も多いと思いますがリンクしておきますね。

http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?did=D0013773102_00000


こちらのブログでも紹介しました10月11日に九頭竜ヤマメを運んだ日のことと、その後の産卵行動などが、本道カメラマンの映像におさめられています。まだの方は是非ご覧下さい。

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