永平寺川 産卵場造成 これまでのこと 

 2008年10月12日 永平寺川で初めて産卵場の造成を行った。前回調査に入った際、あちらこちらに手を入れたくなるような場所があったけれど、当面はひとつのポイントに集中し、観察をしながら検証を重ねていきましょう、というこになった。
 サクラマスの産卵に適した場所の条件は、水温、水深、川床の石、流速、水通し(酸素)などなど・・・親魚もそうだが、卵からかえった仔魚、稚魚が身を隠せる石やアシの茂みは、とても大切。育つためには、エサとなる水生昆虫も豊富でなければいけない。
 永平寺川は、九頭竜川との合流点から遡ること500メートルほどの所で、まず国道416号線をくぐる。そして8番ラーメンの横を通ると、集落の中に小さな橋がかかっているが、この辺りから堆積した土砂にアシが繁茂し、右岸側に細い流れが続く。えちぜん鉄道の鉄橋をくぐると、小さな山の際を沿うように、ゆるやかにカーブしていく。山中に祀られた「熊野神社」の前を過ぎ少し行った所で、急にアシの茂みが途切れ開きへと向う。その淵尻で産卵場を造成することになった。

  産卵場造成場所のすぐ上流には急なカーブがあり、流速を弱めるための落差工が設けられている。九頭竜川との合流点から約1キロ、サクラマスの遡上を妨げる、永平寺川で最初の障害物だ。海から九頭竜川に遡上して、本流で最初の障害物となるのは、河口から約30キロに位置する鳴鹿大堰(なるかおおぜき)。その魚道を行かず永平寺川に遡上したサクラマスにとって、その落差工は海から2番目の障害物ということになる。

 くわしい模様は、私のHP『ドラゴンリバーより愛を込めて』でご覧下さい。
http://www.amaya.ac.jp/kuzuryu/08-10-12.html

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