川床改善 熊野神社〜1号魚道〜2号魚道

 産卵のためにサクラマスが遡上する季節が、目の前に迫ってきています。魚道が3基できたものの、川床の土砂のせいで、産卵した後に卵が死んでしまうと分かっていたのでは、とてもサクラマスに胸を張って、「さぁ、永平寺川に帰っておいで!」 とは言えません。
 完璧にとは無理ですが、今できることを、関係者が力を合わせて精一杯してあげたい・・・そんな願いを込めて、急遽どういった改善が必要かについて、安田龍司さんの説明会を開くことにしました。
今回、時間も予算もないことですから、区間は熊野神社〜1号魚道〜2号魚道に絞って、提案をさせていただくことにしました。

2010年8月31日(火)
 福井県 福井土木事務所さん、永平寺町役場 建設課さん、青武コンサルタントさん(魚道の設計担当)、永平寺川にサケ・サクラマスの遡上を実現する会・・・・・各2名。
  また永平寺町出身の福井県議会議員の鈴木宏紀さんも、心配して立ち会って下さいました。
  NHKの本道純一カメラマンも、各所の許可を得て同行取材です。
みなさん、お暑い中、本当にありがとうございました。

熊野神社前に集合していただきました。
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何故この状況が、魚達をはじめ生き物にとって良くないのか・・・・・
具体的に、どこをどうすれば改善されていくのか・・・・・
安田さんの説明にも力が入ります。
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 説明会終了後、県の方から、土砂や石を振るいにかける作業までは不可能だが、ユンボと高圧洗浄機を入れるので、川床をほぐし土砂を流したり、澪筋をつけたり、岩を削ることは対応できると、大変ありがたいお返事をいただきました。
 その代わり、漁協さんと交渉を行うこと、3日間の工事の最中は現場監督として立ち会うことを、お願いされました。あくまでも、工事はサクラマス・レストレーションのサポートとして行うということです。
 永平寺川が合流する本流の九頭竜川では、アユ釣りから落アユ漁に差し掛かるシーズン中。濁りが入るかも知れないむねを、すぐに漁協の組合長さんに電話で連絡しました。即答で快く許可を出していただき、また現場監督は、安田さんと中村さんが手分けして行うことになりました。


2010年9月13日(月)
2号魚道近くの橋の上から、クレーン車でユンボと高圧洗浄機を下ろします。
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さっそく、川床を、ほぐして土砂を下流に流します。
想像以上に土砂が堆積していたようで、モクモクと茶色い濁り水が上がりました。
この後、すぐに高圧洗浄機で仕上げをしていきます。
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澪筋の改善も行っていただきました。
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9月14日(火)
1号魚道の脇を通って、下流へとユンボは向います。
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この日は、1号魚道下の改善を行っていただきました。
サクラマス・レストレーションが毎年、産卵場を造成しており、今年も行う予定地で
細かいところは自分達でフォローできますが、根本的で大まかな改善作業を
ユンボで行ってもらいました。


9月15日(水)
魚道の直下から産卵場造成予定地までを、高圧洗浄機を用いて微調整していきます。
安田さんと中村さんも、作業に加わりました。
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こんな風に、川が明るくなりました!!やっていただいて本当に良かった!!
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 さて、この後が、いよいよ本番!!より土砂が堆積したであろう下流の方で、魚達の通り道を掘ったり、産卵場の造成作業へと進みます。