ふくい里川研究会

福井県には「里山里海湖研究所」というのがあります。
「里海」に「湖」をつけて、「さとうみ」と読むそうです。
こちらのHPの紹介ページには、福井県の環境への取り組み、
福井県の環境への思いが書かれています。
http://satoyama.pref.fukui.lg.jp/about/

字数の問題もあるのでしょうが、正直「川」という文字が入っていないのは、
残念なことだと思いました。なぜなら、環境保全を考える時に、例えば
九頭竜川なら九頭竜川の流域を、ひとつのまとまりとする観点は、
非常に重要なことだと思っているからです。

そんな中、先々月「ふくい里川研究会」が発足されました。
福井県立大学の田原大輔准教授のかねてからの熱い思いが実り、
形になったことを私もうれしく思います。
田原先生が会長をつとめるこの研究会には、国や県の行政からは、
土木部門、水産部門、環境部門の方々が参加され、また大学や高専の
研究者、環境コンサルタントの方々、そしてサクラマスレストレーションの
安田代表もメンバーに加わっています。

(画像をクリックすると大きなサイズを見ることができます)

15-7-9-1 - コピー - コピー


2015年7月9日(木)
ふくい里川研究会の活動第一弾として、日本における魚道研究の第一人者である
日本大学の安田陽一教授を講師に招き講演会が行われました。その後、
永平寺川の魚道や九頭竜川の鳴鹿大堰の見学を行い、安田教授から改善点などの
アドバイスを受け、60名の参加者の皆さんは有意義な一日を過ごされたようです。

15-7-9-2 - コピー - コピー
田原先生のコメント
「魚道は研究が進んでいない分野の一つ。魚道ありきではなく、まず堰などが
本当に必要かどうか、撤去でどんな影響があるかを考えていきたい」
いつもながらに媚びない鋭い田原先生のコメント。拍手です!!


15-7-9-3

15-7-9-4

15-7-9-5

ふくい里川研究会は、まずは問題点や情報の共有を行い、
参加者が一致できるものを見つけて、具体的な改善につなげて
いくということです。大いに期待したいですね。