試し堀り サケの発眼卵を発見

  サケの卵を救出するには、福井県水産課に申し出て、県知事から「特別採捕」の許可を取らなければいけない。ちょうど別件だが、サクラマスに関する展示のことで、水産課の担当者の方と電話で打ち合わせをする事があり、卵の救出の話をすると、すぐに用紙を持ってきて下さるとのこと。「それで、もうひとつお願いがあるのですが・・・救出した卵を県の内水面総合センターで預かっていただけませんか?」
 数日後、申請書の様式といっしょに、良い知らせが届く。卵を受け入れていただけるだけでなく、救出の時も現場に立ち会って下さるとのこと。このことは私にとって、最大級に嬉しい出来事でした。(その胸の内は、いつか機会があれば書きたいと思います)

 いい感じで進みそうなので、まず事前に、サケの卵が実際あるかどうか、発眼しているかどうかを確かめようということになった。卵が発眼していれば、移動しても負担が少なくて済む。
 2009年12月1日、安田さん、中村さん、私で下流の法寺岡付近に入り、試しに川床を掘ってみた。サケの産卵床と思われる川床を、手で一つ一つ掘り起こす作業だが、2箇所目ですぐにサケの卵が見つかる。白くなった死卵も出てきたが、生きた卵はすでに発眼していた。さっそく内水面総合センターに行き、写真を見てもらって、本番の打ち合わせをする。1週間後の12月8日に実行することになった。
 それからお蕎麦を食べに3人で勝山まで。車の中で安田さんが、平日の救出作戦に参加してもらえそうなメンバーにコンタクトを入れる。電話の先は、いつもながら全国区なのがスゴイ!翌週という急な話にもかかわらず、皆さん快く参加を約束してくれた。
 私は他にもいろいろな「会」に入っているけれど、一つのことをこんなに素早く行動に移せるのは、我レストレーションだけだ。

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