魚の気持ちにならなければ、永平寺川に魚は帰って来ない。

 2010年の秋、本当に沢山のサクラマスやサケが産卵のために、永平寺川に帰ってきました。特にサクラマスに関しては、想像を絶する数と言っても過言ではないと思います。魚道はまだ下流から2つしか完成していませんでしたが、私達やNHK本道カメラマンの目の前で、何度も元気よく魚道を遡上する姿を見せてくれました。

 その様子は、こちらのブログの「魚の観察」のカテゴリーをご覧下さい。

 
 安田龍司さんがよく口にする言葉、「魚の気持ちになる」。私達の活動の信条でもあります。私達の良き「活動の友」として数年にわたり寄り添ってくれた本道さんも、魚にカメラを向ける時はいつも「魚の気持ち」だったと思います。

 永平寺川は、生活の川。様々な思いを持った地元の人達がおられますので、私達は2010年をもって、永平寺川には関与しないことを決めました。(下流における浚渫工事前の卵の救出のみ、永平寺町役場から依頼され無償で行っています)

 魚道もすべて完成され、志比南小学校まで遡上が可能になったようですが、大切なことは、魚道以外にあるということを、是非関係者の方達は理解していただきたいと思います。サクラマスの帰る永平寺川に再生していくには、まずは正しくサクラマスのことを学ぼうとする姿勢が大切ですね。