九頭竜川で初の発眼卵放流を行いました!!

2011年12月11日(日) 九頭竜川では初となるサクラマスの発眼卵放流を行いました。場所はサンクチュアリ。県や漁協とも協議の上での新たな試みです。
小雪の舞い散る極寒の九頭竜川は気温7℃、水温7℃ (湧水域は13℃)

安田さんの、他川での経験に加えて、九頭竜川という本流の特徴に適応した、叡智あふれる作業となりました。

まずは池田町の中村養魚場さんから、九頭竜川産サクラマスの発眼卵を3500粒ほど預かり搬送します。

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この時点で、積算温度が350℃なので、2週間後の25日には孵化をするのではないかと思います。
今年1年、私たちを楽しませてくれたサンクチュアリへのクリスマス・プレゼントですね!!


九頭竜川のサンクチュアリに着くと、まずは場所選び。減水時にも水の流れる場所を2箇所選びました。
水深は40cm程です。(この時の中角水位計67cm
その場所を30cm程掘り下げ、石を河原に運び出し、運んだ石を大きさごとに選り分けます。

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直径10cm程の塩ビ管を用意。予定していたより深い場所になり、塩ビ管の長さが足りないため、
安田さんがプラスチックの板を巻きつけて補修してくれていました。

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ひとつの場所で塩ビ管を2本固定し、その周囲に大きい石から順番に埋め戻します。
作業する人たちの立ち位置も大切。流れを緩める大きな役割を果たします。

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塩ビ管の周りはほんの少し山高にしておきます。

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発眼卵です。本当にきれいな色をしていますね。

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濡れたガーゼの上に乗せて運んで来たものを、紙コップですくい取ります。

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そっと塩ビ管の中に卵を流し込みます。その上から、小さい石を10〜15cm程の厚さになるよう
塩ビ管の中に落とし込みます。

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塩ビ管の中と周囲の状況を確認します。

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そっと塩ビ管を抜きます。そうすると周りの大きな石の隙間に卵が広がっていきます。

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この方法で、流出する卵もほとんどなく、無事に石と石の隙間に納まってくれたことが確認できました。
この日、NHKの本道カメラマン、三木ディレクターも同行されていました。
浮上する稚魚たちがカメラにおさまる日を、楽しみにしていま〜す。