サクラマス秋の放流会が今年も行われました。

2022年11月17日(木)

九頭竜川 五松橋下流にて 九頭竜川中部漁協による放流会が行われました。

サクラマス・レストレーションが九頭竜川から親のサクラマスを採捕し、人工授精の後、手しおにかけて育てた幼魚のうち、約4000尾を九頭竜川に今年も放流しました。福井市と永平寺町内の幼稚園児、約90名も放流会に参加してくれました。

 

放流の前には、私から紙芝居を使ったサクラマスの一生について。「パーマーク」「アブラビレ」そして、川の大切さも話します。

「この大きな川はずっと流れて行くと、どこに行くと思う?」「海!」「三国!」

「じゃあ、この川をずっと遡って行くと、どこに行くと思う?」「山!」「森の中!」

「みんなの家や幼稚園の近く、田んぼや畑の近くで、小さい川を見たことある人?」「は〜い!」

「小さい川は全部この九頭竜川に集まってきます。川を汚すと海を汚すことになるから、道端にゴミを捨てたりしないで下さいね。」「はい!」元気に返事してくれました。

 

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曇り空でしたが、雨が降ったり冷たい風が吹くことなく、無事に終えて良かったです。


九頭竜川のいくつかの支流に発眼卵を放流しました。

今年はサクラマスの採卵数も多く、現在内水面センターで順調に育っています。

本来サクラマスが産卵し稚魚が育つであろう支流は、もっとも大切に守らなければならない場所。

少しでも状況が良くなることを願って、私たちは漁協と協力して発眼卵を放流しています。

 

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今後は、孵化、浮上など、観察を続けていきたいと思います。

 


久しぶりの放流会!!

2021年11月18日(木)九頭竜川五松橋下流

2年ぶりに園児を招き、九頭竜川産サクラマス幼魚の放流会を行いました。

コロナ禍、放流自体は続けていましたが、川が賑わうのはやっぱりいいですね。

今回は、福井市と永平寺町の5園から約100名の子ども達が参加しました。

2008年に始めてから、その数2000名を超えます!

 

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まずは恒例になった私のお話「サクラちゃんとヤマちゃん」

今回も「アブラビレ」をみんな楽しそうに覚えてくれました。

 

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18cm〜20cm程に育った九頭竜川産サクラマスの幼魚、

約4000尾が放流されました。

大きくなって九頭竜川に帰ってきてほしいですね。

 

 


今年もサクラマスの採卵が大忙しです。

今春に九頭竜川で採捕したサクラマスが、成熟して人工授精を終えました。

内水面センターで1年間、または2年間、飼育されたF1(サクラマスの子)。

こちらも現在、採卵・人工授精に大忙しの季節です。

300尾を超える数を手掛けている安田さんと酒井さん。

仲間の皆さんも入れ替わり立ち代わりお手伝いに来ていただいて助かっています。

 

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この卵から育てられる稚魚は、九頭竜川の支流に放流されます。

 

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サクラマスの大きさや重さ、卵の数や重さも記録されます。

 


今年も子供たちとサクラマスの幼魚を放流しました。

2019年11月13日(水)

秋晴れのすがすがしいお天気の中

今年も九頭竜川の五松橋下流で、

サクラマスの秋の放流会が

行われました。

10cm〜15cm程に成長した

サクラマス幼魚は、九頭竜川産の

F1で、今回は約7000尾の

放流となります。

 

永平寺町内の幼稚園児の年長さん、

福井市の新田塚幼稚園のお友だち、

131名の子供たちが参加して

くれました。

 

2008年から春と秋の放流会を

開始して 幼稚園児の参加数は、

延べ人数2000名を越えました。

 

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放流の前に私から、恒例の紙芝居を使ったお話です。

 

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お手伝いありがとうございました。

 

 

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今年も元気いっぱいに育ちました。

 

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お友だちのオサカナも気になるところです。

 

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大きくなって帰って来てくれるといいですね。

 


人工授精も大忙しです

この季節、サクラマスのF0とF1の

人工授精も大忙しで、連日のように

行われています。

こちらの都合ではなく、魚たちに

合わせてタイミングよく!素早く!

 

福井県内水面総合センターにて。

この日は仲間も手伝ってくれました。

 

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死んでしまった卵ゼロという好成績でした!!

 

 


石徹白川では今年も・・・

九頭竜川の源流、石徹白川でも

魚たちのための活動が着々と

続けられています。

先日は、恒例の産卵場づくりが

行われました。

2019年10月22日(火)

石徹白漁協さんのヤマメの放流が

あり、私も久々に同行しました。

斎藤彰一さんの元気なお顔も拝見

することができました。

 

ヤマメは九頭竜川産。毎年、

レストレーションが提供する

サクラマスの親魚から育てられた

稚魚たちで、九頭竜川中部漁協の

施設から運ばれます。

 

こんなに美しい川が九頭竜川の

源流というのは誇らしいことです。

 

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若狭の川にも活動の波

福井県の若狭地方(嶺南)においても、

サクラマスを環境の指標種とした

保全活動が始まっています。

福井県立大学・海洋生物資源学部の

田原大輔准教授をキーパーソンとして、

南川ラインレスキュー隊、  若狭河川漁協、

地元の小学校などが連携しています。

 

2018年11月27日(水)

小浜市の今富小学校の4年生38人が、

南川でサクラマスの幼魚を放流しました。

サクラマスレストレーションの安田代表も

放流前に、小学校で環境学習を行いました。

これからも、協力をしていきたいと思います。

 

↓クリックすると大きな記事がご覧になれます。

 

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今年も秋のサクラマス幼魚放流会が行われました。

2018年11月13日(火)

秋晴れの素晴らしいお天気の中、今年も九頭竜川の

五松橋下流で、サクラマス幼魚の放流会が行われ

ました。今年は、永平寺町だけでなく、福井市の

お友だちも参加してくれましたよ。

 

今年の魚は元気いっぱいで、子供たちのバケツから

バケツへと飛び移ったスゴイ魚もいました!!

スモルトも沢山いたようです。元気に九頭竜川に

帰って来てほしいですね〜。

 

 

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今年も春のサクラマス稚魚放流会が行われました。

2018年5月1日(火)

4月24日に行う予定だったサクラマスの稚魚放流会は、

雨のため延期。この日に無事に終えることができました。

永平寺町内の7つの幼児園から、年長さん約100名が参加。

この10年間で、春と秋の放流会に参加した永平寺町内の

子供たちは、延べ人数で1500人を超えたということです。

スバラシイ!!!

 

今年も放流の前に、私から子供たちにお話をしました。

雨降っていない、風強くない、寒くない・・・

3拍子揃ったのは、私の記憶では、とても珍しいこと。

こんなに落ち着いて、きちんとお話しができたの初めてかも・・・

雨が〜〜〜 風で紙芝居飛んでいく〜〜〜 寒かろ〜〜〜

たいがいは子供たちのことが気がかりで、端折ってやっている

感じでしたから。安田さんもいたのに、不思議ですね。

 

先生たちともコミュニケーションが取れてうれしかったです。

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あ、アブラビレ、見つけた!!

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大きくなって帰ってきてね〜。

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パーマークって言うんだって。

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みんなも大きくなってね!!

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関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

秋の放流会も、良いお天気になりますように。


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